MUSICAL クリスマス・キャロル National Tour 2025
スクルージ:吉田栄作
三人の女:土屋アンナ マーレイ:吉田要士
VIP席 ★最前列中央(限定12席)直筆サイン入りパンフ+ホテル日航大分ランチ&特典付きプラン! |
25,000円 |
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| GS席 | 8,800円 |
| S席 | 7,700円 |
| A席 | 5,800円 |
| B席 | 4,800円 |
| C席 | 3,800円 |
| D席 | 3,000円 |
11月16日(日)ミュージカル『クリスマス・キャロル』 東京Preview公演 in 福生市民会館 を観てきました。
ミュージカル『クリスマス・キャロル』は、心があたたかくなる“クリスマス”の魅力がギュッと詰まった作品です。
ストーリーの中心にいるのは、吉田栄作さん演じる、金儲けしか興味がなく周囲の人々にも厳しい老人・スクルージ。彼がクリスマス・イブの夜、「過去・現在・未来」の三人の精霊に導かれ、自分の歩んできた人生を振り返りながら、失っていた温かさや思いやりを取り戻していく姿が描かれています。
その変化の過程はとてもドラマチックで、観る人の心にも自然と寄り添い、“自分にとって本当に大切なものは何か”をそっと問いかけてくれる作品です。土屋アンナさんが演じる「三人の女」は、物語の重要な”きっかけ”の存在です。
ミュージカルの魅力は、物語の感動をより深く鮮明に伝える「音楽」と「演技」の力にあります。スクルージの孤独や後悔を表現する重厚な場面から、家族や仲間が集う温かなクリスマスの空気が漂う場面まで、曲ごとに表情が大きく変わり、歌声が情景を鮮やかに浮かび上がらせます。吉田要士さん演じる、鎖につながれた亡霊マーレイの圧巻の歌声とパフォーマンスには、きっと誰もが引き込まれるでしょう。
舞台セットや照明も幻想的で、幽霊たちの登場シーンや過去へタイムスリップする瞬間など、まるで観客自身が物語の中に入り込んだかのような臨場感を味わえます。
『クリスマス・キャロル』は単なるファンタジー作品ではなく、人との関わりや優しさ、家族の絆の大切さを改めて感じさせてくれる作品です。観終わったあとは心がじんわりと温まり、「誰かに優しくしたい」「久しぶりに大切な人に連絡を取ってみよう」「家族や友人、恋人をもっと大切にしよう」と思えるような前向きな気持ちを届けてくれます。実際、私は涙が止まらず、会場を出てすぐ離れて暮らす家族に“感謝の気持ち”を電話で伝えていました・・・。
大分公演は、なんと全国ツアーの“最終公演”であり、“クリスマス・イブ”の12月24日公演です。
まだ観たことのない方にこそ、一度体験してほしいミュージカルです。年齢を問わず楽しめる普遍的なストーリーと、舞台ならではの迫力と感動が詰まった『クリスマス・キャロル』は、きっとあなたの冬の思い出を特別なものにしてくれるはずです。どうぞiichikoグランシアタの劇場で、その魔法のようなひとときを味わってください。
“メリークリスマス” の幸せを分かち合いましょう。